Feeds:
投稿
コメント

Archive for 2011年4月

このケーキは普通のフルーツケーキよりもバター、砂糖、卵の量が少し控えめなので、おかわりしてもいいケーキというような意味あいで”Cut and come again”cake(切ってはまた食べに戻ってくるケーキ)と呼ばれるケーキの一つです。バターと砂糖をボールで混ぜ合わせずに、水と一緒になべで煮るという古い作り方です。このレシピをくれたミセス・チャドウィックはリネットさんにいつも最高のサンデー・ランチをご馳走してくれたそうです。

材料

・セルフレイジングの全粒粉 225g

(または普通の全粒粉 225g+ベーキングパウダー 小さじ3と4分の1+塩 小さじ1)

・ブラウンシュガー(なるべく色の濃いもの) 125g

・ドライミックスフルーツ 340g

・ バター 125g

・水 150ml

・卵 1個

作り方

1 オーブンを150度に温める。

2 直径15cmのケーキ型の内側をベーキングシートで覆う。

3 なべに水、砂糖、バターを入れて火にかけ、沸騰したら弱火で20分煮る。

4 火を消してなべのまま数分冷ます。

5 4に全粒粉、卵、ドライフルーツの順で入れて混ぜ合わせる。

6 生地を型に流し込み、オーブンで約1時間~1時間半焼く。竹串か細い編み棒で真ん中をさしてみて、生地がついてこなかったら出来上がり。

7 型のまま金網の上にのせて冷ます。

Read Full Post »

ドライ・カラントはレーズンよりも粒が小さい干しぶどうの一種で、イギリスのケーキやお菓子によく使われます。このケーキにはオレンジの皮と果汁がたっぷりと使われており、オレンジの爽やかな風味とドライ・フルーツのしっかりとした味のバランスを楽しむことができます。このレシピではドライ・カラントは3時間オレンジ果汁に漬け、やわらかくしてから使いますが、時間がないときはそのまま使っても十分おいしくなります。ドライ・カレントが手に入らない場合はレーズンで代用することも可能です。ここでは直径12cmくらいのケーキ型を使ってますが、分量をすべて2倍にすると大きいケーキになります。

材料

・セルフレイジングの全粒粉 155g 

(または普通の全粒粉155g+ベーキングパウダー小さじ1と4分の1+塩小さじ3分の2)

・バター 90g

・ブラウン・シュガー 90g

・卵 2個

・アーモンド・プードル 30g

・ドライ・カラント 125g

・きれいに洗ったオレンジの皮 1個分

・オレンジの果汁 2個分

・バニラエッセンス 小さじ半分(なくてもいい)

作り方

1 カラントをオレンジ果汁に3時間漬ける。

2 オーブンを180度に温める。

3 新聞紙をケーキ型の大きさに折り、まわりに巻きつけ紐で固定し(これは側面が焦げるのを防ぐためです。ソギー・レモン・ケーキのレシピに写真が載っています。)、型の底と側面をベーキングシートで覆う。

4 ボールに砂糖とバターを入れ、木べらで練り合わせる。

5 4に溶いた卵を入れ混ぜ合わせる。

6 オレンジに漬けたカラントを5に入れいっきに混ぜる。(カラントをオレンジ果汁に漬けない場合はここでカラントとオレンジ果汁を入れ混ぜる。)

7 生地をケーキ型に流し込み、約1時間焼く。(2倍の大きさの型で作る場合は約1時間45分焼く。)竹串でさしてみて、生地がついてこなかったら焼き上がり。

8 型のまま金網の上に載せて冷ます。

グレイジングと飾り(オプションとして)

・オレンジの果汁 1個分

・オレンジの皮 1個分

・粉砂糖 60g

・すみれなどの小さな花 少々

1 オレンジ果汁とアイシング・シュガーを小なべで温め、なめらかになるまで混ぜる。

2 スプンを使いケーキの表面にかけていく。

3 オレンジの皮を皮むき器かよく切れるナイフで薄く削いでケーキの淵に飾る。花も添える。

1~3の手順を使わずに、摩りおろしたオレンジの皮と粉砂糖をケーキの表面に散りばめるだけでもとてもおいしくなります。また、オレンジ・ピールにして飾りたい場合は、削いだオレンジの皮に砂糖をまぶして2~3日置きますが、ケーキを焼く数日前にこの作業をします。

Read Full Post »

このレシピは900gのパン型(12cm×22cm、深さ7cm)か中サイズのケーキ型(直径18cmくらい)1つ分です。食べるにはちょっと熟れすぎたくらいのバナナを使うのが最高で、それ以上熟れすぎたものを使うとおいしく焼きあがりません。果物が嫌いな子供のお弁当のおやつにも最適だとリネットさんは言っています。

材料

・セルフレイジングの全粒粉 225g  + ベーキングパウダー 小さじ半分 

(または普通の全粒粉 225g + ベーキングパウダー 小さじ4弱+塩 小さじ1)

・ブラウンシュガー(できれば色の濃いもの) 170g

・常温でやわらかくしたバター 125g

・卵 3個

・バナナ(皮をむいていない状態で) 450g

・アーモンドプードル 60g

・摩り下ろしたオレンジの皮と果汁 1個分

・しょうがパウダー 小さじ2

作り方

1 オーブンを180度に温める。

2 型の内側をベーキングシートで覆う。

3 バナナの皮をむき、ボールに入れフォークで粒が残らなくなるまでつぶす。

4 3にバターを加え、木べらでよく混ぜる。

5 溶いた卵と残りの材料を全部入れて混ぜる。

6 型に生地を流しこみ、オーブンに入れて焼く50分焼く。竹串か細い編み棒でさしてみて生地がついてこなかったら出来上がり。

7 型のまま金網の上にのせ、そのまま冷ます。型にいれたままでも保存できます。

Read Full Post »

このケーキはソギー(Soggy:したたるような、ひたひたに浸かった)というように、レモンのシロップがしみ込んで、とてもしっとりしています。このレシピをくれたリネットさんの友人は子供たちを喜ばせようとしてこのケーキを青いアイシングでコーティングしてくれたようですが、リネットさんは青いアイシングを使わずに、レモンシロップをかけて仕上げています。

材料

(スポンジ)

・セルフレイジングの全粒粉 225g    

(または普通の全粒粉 225g + ベーキングパウダー 小さじ2 +塩 小さじ1弱)

・ベーキングパウダー 小さじ1

・常温で柔らかくしたバター 225g

・ブラウンシュガー 200g

・摩り下ろしたレモンの皮とレモン汁 2個分 (使う前に皮をきれいに洗う)

・卵 4個

(シロップ)

・レモン汁 2~3個分

・ブラウン・シュガー 150g

作り方

1 オーブンを175度に温める。

2 直径18cmのケーキ型の底と側面をベーキングシートで覆う。

3 4~6枚の新聞紙をケーキ型の大きさに折り、側面に巻きつけ紐で結んで固定する。(これは側面の焦げを防止するものです。オーブンの中で新聞紙は燃えません。新聞紙を使いたくない場合は側面の焦げに注意してください。)

4 バターと砂糖を木べらで練り合わせる。

5 溶いた卵と全粒粉を4の中に代わる代わる混ぜていく。

6 生地を型に流し込み、オーブンで約1時間20分焼く。(ケーキの表面が茶色くなってきても真ん中はまだ焼けていないので、途中でベーキングシートを上にかぶせて真ん中に火が通るまで焼いてください。)竹串か細めの編み針で真ん中をさしてみて生地がついてこなかったら焼き上がり。

7 焼きあがったケーキを型のまま金網の上にのせて冷ます。

8 シロップ用レモン汁と砂糖を小なべに入れ火にかけ、砂糖が溶けるまで煮る。

9 ケーキの表面にフォークか竹串でいくつか小さな穴をあけスプンを使ってケーキの表面全体にシロップをかけていく。

Read Full Post »