ニコールさんはリネットさんの友人で、料理がとてもうまい上に、フランス語と英語を巧みに使う、もてなし上手なフランス人マダムだそうです。このレシピは、リネットさんが彼女から伝授したものです。一口食べただけでも胡桃がふんだんに入っていて、しかもブランデーの香りまでする、とっても贅沢なケーキです。材料の配分から見ても小麦粉は少なめになっており、スポンジは、どちらかというとブランデーの香り付けと胡桃と胡桃をつなぐ役割になっています。しかし胡桃を規定の3分の2(100g)にしても焼いてもちゃんと焼きあがります。オプションとしてのチョコレート・コーティングは、なくても十分おいしいのですが、(リネットさんはチョコレート無しのバージョンを普段作っています。)コーティングはとても簡単で、圧巻の見た目に仕上がります。ブランデーがない場合にはラム酒でも結構ですが、ブランデーの方がより高貴な風味がします。
材料
・セルフ・レイジングの全粒粉 75g
(または普通の全粒粉 75g+ベーキングパウダー 小さじ1+塩 小さじ3分の1)
(または薄力粉 75g+ベーキングパウダー 小さじ3分の2+塩 小さじ4分の1)←バターの量に注意してください
・ブラウン・シュガー 125g
・バター 40g(薄力粉を使用する場合は60g)
・卵 2個
・胡桃(砕いたもの) 150g
・ブランデー(またはラム酒) 大さじ2~3
*オプションとしてのチョコレート・コーティング
・チョコレート 100g
・バター 25g
・飾り用の胡桃 6個
作り方
1 オーブンを180度に温める。
2 直径15cmくらいの小型のケーキ型の内側をベーキング・シートで覆う。
3 ボールにバター、ブラウン・シュガー、卵、全粒粉、胡桃、ブランデーを入れ、木べらで混ぜ合わせる。
4 3の生地を型に流し込み、オーブンで約30分焼く。真ん中を竹串か細い編み棒で刺してみて生地がついてこなかったら焼きあがり。
5 型のまま金網の上に載せ、冷ます。
*オプションとしてのチョコレートコーティング
湯せんでチョコレートとバターをとかし、ケーキの表面にかけていく。ほんの少しチョコレートが固まりそうな頃に飾り用の胡桃をそーっと載せ固定する。