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Archive for 2017年5月

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現代のイギリスではプディングよりもケーキの方が断然よく食べられているようですが、今回はそのプディングの中でもかなりベーシックなスポンジプディングを紹介します。

伝統的にはプディングといえば、スエット(動物の脂肪) を使うのが一般的なのですが、今回のレシピはバターのみ使ってある、いわば現代的なプディングです。レシピはイギリス人有名シェフ hugh fearnley whittingstall のものです。レモンの酸味とまろやかなクリームは永遠のコンビネーションと言えるでしょう。

2時間蒸すのはかなり長い時間ですが、オーブンがなくてもできるのはかなりのポイントだと思います。蒸すことによって、ケーキではないプディングの生地の舌ざわりになるわけです。

出来上がった熱々のプディングにクリームをかけて食べる瞬間、イギリスの味なんだなあと妙にうなずいてしまいました。

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材料

(750ml〜850mlのプディング型一個分)

<レモンシロップ>

・レモン汁 1個分

・ブラウンシュガー 25g

<スポンジ>

・バター (常温で柔らかくなったもの) 100g

・砂糖 100g

・ 卵 (常温) 2個

・セルフレイジンの小麦粉 100g

(または普通の薄力粉100g + ベーキングパウダー小さじ1)

・レモンの果汁 1個分

・摩り下ろしたレモンの皮 1個分

<サービング>

・生クリーム 約150ml

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作り方

<レモンシロップ>

1 レモンの果汁を絞りブラウンシュガーと良く混ぜ小針に置いておく。

2  プディング型の内側にバターを塗り、1のシロップを入れる。

<スポンジ>

3  大きめのボウルにバターと砂糖を入れ全体が白っぽくなるまで泡立器で良く混ぜる。

4 そこに溶いた卵を1つずつ入れさらに良く混ぜる。

5  レモンの皮を摩り下ろし3の生地に入れて混ぜる。

6  レモンの果汁を絞って小針に入れ、わきにおく。

7   セルフレイジングの小麦粉(または普通の薄力粉+ベーキングパウダー)を5ミックスの生地に入れサクッと混ぜる。

8  レモンの果汁を入れさっと混ぜる。

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9  生地ボウルに入れ表面を整えベーキングシートを円形に切って表面にのせる。

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10  アルミホイルにひだを付け(プディングが膨らんだ時のスペースの余裕分)をかぶせコットンの紐を周りにくくりつけハンドル部分も付けて結ぶ。

*ハンドルは熱湯の鍋から安全にプディング取り出すためです。

11  プディング型を2/3くらい熱湯に浸かるように鍋に入れて弱火で2時間蒸す。(ゆでる)

途中でお湯が減ったら熱湯を付け足してください。

12  ハンドルを使ってプディング型を熱湯から取り出して、紐、アルミホイル、ベーキングシート取り除き、大きめのお皿にひっくり返して熱いうちにサービングします。

*プディングを取り出す際には熱湯に十分気をつけてください。

<サービング>

熱いうちに切り分けて生クリームをかけて召し上がってください。

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