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Archive for 2020年8月

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今回紹介するのはイギリスのケーキというよりもヨーロッパ系のケーキです。日本ではロールケーキと一般的に言われるおなじみのスイスロールですが、発祥は19世紀の中央ヨーロッパのどこかではあるもののスイスではないそうです。(オーストリアではないかというのが有力な説だそうです。)

このレシピのオリジナルは7、8年くらい前にオーストリアで買った本からのもので、今まで何回か作った度に、分量と作り方を失敗しないように少し変えたものです。オリジナルのレシピは計量カップでの分量だったので、そのまま残しておきました。計量カップを使えばキッチンスケール無しでも作れます。

ベリーを甘くした生クリームとミックスするのがこのケーキの一番の美味しさの秘密だと思います。驚く美味しさのクリームです。

今回はスポンジをほんの少し緑っぽくしたいなと思い緑茶パウダーを混ぜたのですが、無しにすると普通の優しいクリーム色のスポンジになります。

最初は巻くのが少し上手くいかないかもしれませんが、2、3回目からはコツがつかめてくると思います。

冷蔵庫で3日くらい美味しく保管でき、翌日以降からはクリームの水分がゆっくりとスポンジにいきわたり、よりしっとりとしたスポンジになります。

とにかく夢のような美味しさなので、一度作ってみてください。

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材料

<スポンジ>

卵 3個(常温)

砂糖 130g(2/3 カップ = 計量カップ160ml)

セルフレイジングの小麦粉 100g(または普通の薄力粉100g+ベーキングパウダー小さじ1)(1/2カップ = 計量カップ120ml)

熱めのお湯(熱湯と人肌の中間位の温度)大さじ3

バニラエッセンス  小さじ1

*オプションで 緑茶パウダー 小さじ2 (抹茶なら小さじ1)

<フィリング>

生クリーム 300ml

砂糖 40g(1/4 カップ = 60ml)

冷凍(またはフレッシュ)ラズベリー 200g(1カップ = 240ml)

*ストロベリー、ブルーベリーを使ってもOKです。

バニラエッセンス  小さじ1

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作り方

1 冷凍ラズベリーは冷凍庫から出して解凍しておく。

<スポンジ>

2 オーブンを200度に温め、約25㎝ × 35㎝のトレイにベーキングシートを敷く。

3 大きめのボウルに卵3個を割り入れ、ハンドミキサーを使って泡立てる。途中3回に分けて熱いお湯を大さじ1ずつ入れ泡立てる。

*手動で泡立てることも出来なくはないのですが、スポンジが重くなってしまうので、ハンドミキサーを使うことをおすすめします。きめの細かいふんわりとしたスポンジに仕上がります。

4 ひとまず泡立ったら砂糖を数回に分けて入れ、生地がふんわりとしてきめが細かい感じになるまでさらに泡立てる。

5 バニラエッセンスを入れ、もう少し泡立てる。

*緑茶パウダー(抹茶)を入れる場合はここで入れる。

6 セルフレイジングの小麦粉をふるい入れてさっと混ぜる。

7 生地をベーキングシートを敷いたトレイに敷き、表面を平らにしてオーブンで約13~15分焼く。

8 表面がうっすらと焼き目がついて、スポンジに弾力性を感じたら焼き上がり。

9 オーブンから出して粗熱をとる。

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10 焼きあがったスポンジよりも数センチ上下左右大きいサイズのバーキングシートを用意して、テーブルの上に敷き、その上に焼きあがったスポンジをひっくり返してのせる。

11 丁寧にスポンジに付いたベーキングシートをはがす。

12 スポンジの端がまっすぐになっていない部分が合ったら、ナイフで少し切り揃える。

13 スポンジの手前の端から2.5㎝位の位置の部分を横にナイフで切り目を付ける。

*巻く時に最初の部分が楽に巻けるようにする切れ目です。

14 スポンジを巻いて、ベーキングシートで覆い巻いた型が付くようにして置いておく。

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<フィリング>

15 中サイズのボウルに生クリーム、砂糖、バニラエッセンスを入れてしっかりするまで泡立てる。

16 解凍したラズベリーをフォークでつぶして泡立てたクリームに混ぜる。

*解凍時に出た赤いラズベリージュースも全部混ぜてください。

17 巻いておいたスポンジを平らにして、手前から丁寧にロールケーキを巻く。

*あまり指で無理に巻かず、シートを上に持ち上げてスポンジとクリームが自然と一緒になってくるくると巻く感覚で巻いてください。(上の写真を参考にしてみてください。)

18 冷蔵庫で少し寝かせて、丁寧に切って召し上がってください。翌日になるとクリームの水分がスポンジにほんのりしみてスポンジが一層しっとりします。

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