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Archive for 2013年10月

IMG_3793 ジャム・スイス・ロール

やわらかいスポンジにジャムや、クリームをのせてくるくると巻いたスイス・ロールは、その名のごとくスイス発と思いがちですが、そのあたりは定かではなく、中央ヨーロッパのどこかが発祥の地だそうです。

スイス・ロールは、ケーキとしてはかなり古く、19世紀にはすでに確立されていたそうです。

このタイプのケーキは、世界各国で人気があり、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、サウスアメリカ、などなどでいろいろなバージョンが食べられています。

イギリスでもスイス・ロールはとても人気で、スーパーでもよく売られていますが、現代の日本のロールケーキと比べると、若干華やかさに欠けるものが多いような気がします。

また、イギリスではチョコレート味にチョコレートコーティングしてあるもの(ダブルチョコレート)が人気のようです。

今回初回しているレシピでは、プラムジャムを使いましたが、どんなジャムでもおいしく仕上がります。

そして、スポンジの部分には、バターや脂分が一切入っていません。

スポンジが暖かくてやわらかい状態のうちに、暖かいジャムを広げてティータオルでさっと巻くのがコツといえるでしょう。

ティータオルの表面に、砂糖を一面に敷くことにより、スポンジがティータオルにくっつかずに作業をすすめることができます。

ふわふわのスポンジと、たっぷりのジャムの組み合わせ、というシンプルなコンビネーションは紅茶にもコーヒーにも良く合います。

IMG_3784 ティータオルを使って巻いた食後

材料

<スポンジ>

・砂糖 125g

・卵 (できれば大きめ)3個

・ぬるま湯 大さじ1

・薄力粉 95g

・ベーキングパウダー 小さじ1/2

<フィリング>

・ジャム(大さじ4)

<ローリングの材料>

・ティータオル(必須)

・砂糖 大さじ2

<デコレーション>

・粉砂糖 小さじ1

IMG_3790 粉砂糖をかける

作り方

1 オーブンを180度に温め、トレイの内側をベーキングシートで覆う。

(20cm×30cmのトレイ型だと、上の写真のような厚めのスポンジになり、またはそれよりも大きめだと、大きくて薄いスポンジになります。)

2 卵の黄身と白身を分け、黄身と砂糖をボウルに入れ、泡だて器で5分~7分くらい良く混ぜ、人肌よりも熱めのお湯を大さじ1加え、さらに混ぜる。

3 2のボウルに薄力粉とベーキングパウダーをふるい、混ぜ合わせる。

4 別のボウルで卵白をつのが立つまで、あわたて器で混ぜ合わせる。*ハンドミキサーで泡立てたほうがきめが細かくなります。

5 泡だった卵白を3のボウルに1/3ずつさっくりと混ぜる。*卵白を一度に混ぜてしまうと、卵白の気泡がつぶれて生地が固くなってしまいます。

6 生地を型に流しこみ、表面をさっと整え、オーブンで約12分焼く。

7 ティータオルの表面に砂糖を敷いて、巻く準備をする。

8 ジャムを小なべで温め、やわらかくして、塗りやすくする。*ジャムを沸騰させないように気をつけてください。

9 生地の表面がうっすらと色がついて、生地全体がふんわりしたら焼き上がりです。

10 スポンジの表面を下にして(砂糖が直接つく)型をとり、ベーキングシートを丁寧にはがす。

12 短い部分を手前にし、スポンジの手前の部分、橋から1.5cmくらいの部分に切りこみをいれる。*最初の巻き出しが簡単になります。

13 ジャムを均一に塗る。

14 スポンジの最初の部分を指で少し巻き込んだ後は、ティータオルを上に持ち上げ、スポンジをくるくると巻く。*最後の巻き目(スポンジの端)が下になるようにします。

15 食べる直前に、粉砂糖をふりかける。

IMG_3794 ピース

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