グースベリーは、イギリスの夏の果物のひとつです。そのままだととても酸っぱくて、普通には食べることはできません。
酸っぱいということは、ペクチンの含有量が多いことを示すので、ジャムとしては簡単に固まります。
そのままのフルーツとしては、きれいな薄みどりなのですが、火を加えていくうちに赤みがかってきます。
ジャムになると、フルーツの中の種と皮が少々目立ちますが、それがまたいい感じの歯ごたえになります。
酸味と甘さのバランスがとても良いジャムなので、トーストの上にのせたり、タルトなどのお菓子にしたり、幅広く使うことができます。
瓶の蓋がきちんと密閉されていれば、冷暗所で1、2年は簡単に持ちます。
材料
(中サイズの瓶約2個分)
・グースベリー 500g
・砂糖 400g
・水 150ml
作り方
1 ジャムの瓶を良く洗って、良く乾かしておく。
2 小皿を冷凍庫に入れる。(固まったかどうかのテストのため)
3 グースベリーを洗う。
4 大きめのなべにグースベリーと水を入れ中火にかける。
5 沸騰して数分したら火を少し弱め、砂糖を入れ、10分ほどさらに煮る。
6 火を強めて約数分煮て、木べらを使って時々混ぜてから、固まったかどうかのテストをする。
*冷凍庫から小皿をだし、スプンでジャムを少量を小皿の上にのせ、1分後に指で横から押してみて、ジャムの表面にしわができたら、出来上がりです。
しわが出来ない場合は、もう少し煮て、再度テストをします。煮すぎないように注意するのが成功の秘訣です。
9 火を止め、ジャムが熱いうちに瓶に入れ、ジャムが熱いうちに蓋をする。
(出来立てのジャムはすごく熱いので、やけどに気をつけてください。ジャムの瓶を手で持たずに、瓶を置いたまま、大きなスプンなどを使って片手で入れてください。)
*ジャムが冷えると、蓋の真ん中がへこみ、密閉がきちんと出来ます。
10 ジャムの名前と年をラベルに書いて貼る。