チョコレート・トリュフのトリュフは、高級きのこトリュフに見た目が似ているところに由来しています。
歴史的には1890~1920年頃、フランス人シェフのちょっとしたミスからチョコレートトリュフは誕生したそうです。
その後ヨーヨッパ中、アメリカに広がり、現在ではとても人気のあるチョコレート菓子の一つになっています。
ウイスキーはチョコレートに入れると、その高級な香りがチョコレートの風味をより一段と引き立たせてくれます。
ウイスキーと言えば、もちろんスコットランドのスコッチ、そしてアイルランドのアイリッシュ・ウイスキーですが、チョコレート・トリュフを作る場合は安いウイスキーで十分です。
ウイスキーの香りは好きだけど飲むのが苦手と言う人も、このトリュフならいけると感じる人が多いはずです。
また、ウイスキーの代わりに、シャンパン、ラム酒、ブランデー、コニャックなどでバラエティーを楽しむことも出来ます。
もちろんお酒無しで作ると、そのままの美味しいチョコレート・トリュフになります。
オーブン要らずで、材料の種類も少なく取り掛かりが簡単なので、是非どんどん作ってみてください。
ちょっとしたプレゼントにも最適で、その際は要冷蔵なので持ち運びに注意してください。
冷蔵庫にいれて保存し、3~4日以内くらいが美味しい賞味期限です。
アマリリスの花
材料(直径約2.5㎝のトリュフ25個分)
・プレーンチョコレート (カカオ50%程度)200g
・生クリーム 150ml
・ウイスキー 大さじ1(15ml)
・ココアパウダー 大さじ2 (約12~15g)
作り方
1 チョコレートをほぼ均等な大きさに刻む。
2 約15㎝×25㎝深さ5㎝の容器(プラスチックでもOK)の内側をベーキングシートで覆う。
3 中サイズの鍋にクリームを入れ、中火でやや沸騰するくらいまで温め火を止める。
4 温めたクリームに、刻んだチョコレートを入れゆっくりと全体を混ぜ、最後にウイスキーを混ぜる。
5 用意しておいた2の容器にチョコレートを流し入れ、常温でしばらく温度を冷ました後、冷蔵庫に入れ一晩置きチョコレートミックスを固まらせる。
6 できれば半球形の小さじを使って、チョコレートをほぼ同じ分量にわけてお皿に載せ(この作業はチョコレートが溶けないようにできるだけ素早く、暖すぎない部屋で行ってください。)冷蔵庫で再び115分程固まらせる。
7 ココアパウダーを小さめの器(お椀の大きさくらい)に入れる。
8 チョコレートの載ったお皿を冷蔵庫から出し、4~5個のトリュフを素早く手で丸め、ココアパウダーの入った容器に入れ、園を書くように容器を軽く揺らしてココアパウダーをコーティングして別の容器に入れ、すぐに冷蔵庫に入れる。
9 この作業をトリュフがなくなるまで続ける。
10 トリュフを5~6時間以上冷蔵庫で冷やしたら出来上がり。
*ギフトにする場合も冷蔵庫の温度、または低温を保つように心がけてください。