このお菓子は、オーブンを使わずに作れるのでとても簡単です。イギリスでは、チョコレートとバターを溶かして、砕いたビスケット、ドライフルーツ、ナッツ、マシュマロなどを混ぜて、冷蔵庫で冷やして固めて作るお菓子をFridge Cake/Refrigerator Cake(冷蔵庫ケーキ)と呼ぶそうですが、実際はお菓子に分類されるでしょう。
このレシピはリネットさんが、モードさん( Maud)から受け継いだもので、オリジナル・レシピではNice Biscuit(ニース・ビスケット)というココナツ風味の軽いビスケット(日本のココナツ・サブレにとても似ています)を使っていますが、ダイジェスティブビスケットを使ってもOKです。
バターの量を少なめにしたり、ビスケットの分量を少々多めにして重みを調節してもちゃんと固まります。(バターが少なめだと、ビスケット風に、バターをレシピ通り入れると、しっとりと固まります。)また、オプションとしてなのですが、生クリームを添えると、想像以上にチョコレートの味が引き立ち、とても豪華なデザートになります。
とてもリッチなお菓子なので、小さめに切ってコーヒーと一緒に召し上がってください。なぜチョコレート・ジュリエットという名前なのか、私自身とても気になっており、調べ中なのですが、まだわからないので、判明しだい投稿します。
材料
・チョコレート 125g (カカオ40~60%くらいのプレーンチョコレート)
・無塩バター(またはマーガリン)125g
・ビスケット(ココナツ・サブレ、ダイジェスティブなど)125g
・卵 1個
・砂糖 15g
*オプションとして
・ココアの粉 小匙2分の1
・生クリーム 100ml
作り方
1 なべにバターと砕いたチョコレートを入れ、弱火でゆっくり溶かす。
2 20cm×20cmくらいの四角のケーキ型(箱でもOK)の内側を、アルミホイルで覆う。
3 ビニール袋にビスケットを入れて、砕く。(1のチョコレートの温度が下がるのを待ちながら・・)
4 ボールに卵と砂糖を入れて軽くあわ立てる。
5 3と1をゆっくり混ぜ合わせる。(このときチョコレートの液体が熱くないことを確認してください。)
6 4に砕いたビスケットを入れ、混ぜ合わせる。
7 型に6を流し込み、冷蔵庫で1時間半以上冷ます。
8 アルミホイルをはがして、好みの大きさに切り分ける。(*ココアパウダーでデコレーションする場合は、切る前に、茶こしを使って表面に均一にふりかけてください。)密封性の良い容器に入れ、冷蔵庫で保存して1週間以内くらいに召し上がってください。
*オプションとして
生クリームをあわ立てて、添える。