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Archive for 2013年7月

フルーツのタルトレット フルーツのミニタルト

このフルーツのミニタルトは、簡単にできて、しかも見た目がかわいいので、ティーパーティーに最適です。

フルーツは、イチゴだけでなく、小さく切った桃や、キウイなど、いろいろのせられます。

ここでは脂肪分の多いダブルクリームを使っているので、フルーツの爽やかさとクリームのまろやかさと生地の甘みとコクが最高の組み合わせとなっています。

生地をまとめるときに、崩れやすく感じるかもしれませんが、分量さえきちんと量っていれば、さっとまとまります。

実はこのタルト記事ビスケットは、ショートブレッドのレシピに似ていて、サクサクしてバターの香りが高く、驚くほどにおいしいのです。

これだけでビスケットとして焼くときは、好きな形に型を抜いてください。

IMG_2664 ダブル・クリーム

材料

(直径約6~7cmのタルト12個分)

<タルト生地ビスケット>

・全粒粉 75g

・薄力粉 75g

・ベーキング・パウダー 小さじ1/2

・バター 110g

・ブラウン・シュガー 60g

<トッピング>

・ダブルクリーム (または生クリーム)150~200ml

・イチゴなどのフルーツ 12ピース

IMG_2562 生地の型を抜いてトレイにのせる

作り方

1 タルト型のトレイにバターを薄く塗る。

2 ボウルに全粒粉、薄力粉、ベーキングパウダー、バター、砂糖をいれ、指でなじませ、さっと生地をまとめる。

3 平らな表面に小麦粉を敷き、のし棒にも小麦粉をつけて、生地を厚さ約1cmにのばし、丸型の型に抜く。

*2と3の作業は、出来るだけ手早く行うのがサクサクした生地に仕上げるコツです。

4 抜いた型をトレイにのせ、冷蔵庫で約30分冷やす。

5 オーブンを190度に温める。

6 生地をオーブンに入れ190度のまま10分焼いた後、160度に温度を下げ、約20分焼いて、生地がこんがりしてきたら焼き上がり。

7 すばやく金網に移し、冷ます。

8 ダブルクリームを、固すぎない程度にあわ立てる。

9 タルト生地ビスケットが完全に冷めたのを確認してから、クリームを小さじ1杯ずつのせ、フルーツをのせる。

*このまますぐに食べると、サクサクしたビスケットの食感を楽しめますし、このまま冷蔵庫に入れて数時間冷やすと、タルト生地がしっとりして、別のおいしさを楽しめます。

IMG_2654 焼きあがったタルト生地ビスケット

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IMG_2582 イチゴとクリーム

イギリスの家庭で、一番一般的なイチゴの食べ方は、お砂糖とクリームをかけて食べる方法です。

ウインブルドン・テニスの季節の6月~7月が、イチゴの旬で、その間はお店にイチゴが目立ちます。

最近のスーパーマーケットでは、スペインやオランダなとから輸入されてたイチゴも、イギリス国産のものと並んでかなり目立っています。

輸入もののイチゴと比べると、国産のイチゴは値段が少々高めですが、形がまるくでかわいいし、おいしいものが多いように思います。

イギリスのイチゴは、日本のイチゴに比べると、かなり酸っぱいものが多いのが現実です。

シングル・クリーム(Single Cream)は、脂肪分が18%のクリームで、イギリスでは、いろんなデザートにかけて食べるため、頻繁に食卓に登場します。

*参考のために、ウィッピング・クリーム(Whipping Cream)は脂肪分35%、ダブル・クリーム(Double Cream)は48%、クロテッド・クリーム(Clotted Cream)は55%、牛乳は3.5%だそうです。日本で売られている生クリームは、脂肪分35~45%くらいだそうです。

イチゴの酸味と、クリームのまろやかさのコンビネーションは、食後のデザートに、または午後のひとときに、最高です。

イチゴはつぶして食べずに、スプーンでクリームと一緒に口に運ぶのが、一般的のようです。

お砂糖は、かけすぎない程度に調節するのが、イチゴのフレッシュ感を損なわずに楽しめます。

とは言っても、お砂糖とクリームは自分の好みで、好きなように調節して、おいしく食べるのが最高でしょう。

IMG_3149 シングル・クリーム

材料

(約4人分)

・いちご 約40つぶ

・砂糖 約小さじ山盛り4

・シングル・クリーム 約150ml

IMG_2545 リネットさんの庭のピクニック

作り方

1 イチゴを洗って、へたをとる。

2 ボウルにイチゴを適量に入れる。

3 好みの量の砂糖をイチゴにかける。

4 シングル・クリームを適量かかる。

*好みで、砂糖とクリームを足してください。

IMG_2668 リネットさんの畑で採れたイチゴ

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IMG_2536 ほうれん草のスフレ+サラダ

スフレは、本来はフランスの料理ですが、ほうれん草のスフレは、イギリスではお客さんが来た時によく出される一品として、ひそかに定着しているようです。

卵白が良くあわ立っていることと、オーブンを事前に温めておくことに注意すれば、ほとんど失敗はありません。

ほうれん草、卵、チーズの組み合わせは、最高なことはもちろん、ナツメグの香りがヒントを利かせています。

(ナツメグが苦手な人は、もちろん、ナツメグ無しで作ってください。)

このレシピは、”Cooking without meat” (肉を使わないで作る料理)という1970年代のオーストラリアのレシピ本からのもので、リネットさんが幾度となく作ってきた1品だそうです。

焼きたての、スフレはふんわりと盛り上がっていて、見た目も最高です。

テーブルセットをすべて済ませてから、スフレをサービングすると、ふわふわの暖かなスフレを満喫することが出来ます。

サラダ、パンと一緒に、召し上がってください。

IMG_2511 ほうれん草のミックス IMG_2512 卵白に少しずつ混ぜる

材料

(大きめのボウル:約4人分)

・バター 大さじ1+ボウルの内側に塗る分

・パン粉 (ボウルの内側に敷く用)大さじ1~2

(乾いたパンを摩り下ろしたもの。または小麦粉少々)

・小麦粉 大さじ1

・牛乳 150ml

・ほうれん草(茹でて刻んだもの)185g(小さめの1束程度)

・摩り下ろしたチーズ (出来ればチェダー)

・卵 3個(黄身と白身を分ける)

・塩 小さじ1/2

・白胡椒(または普通の胡椒)小さじ1/4

・摩り下ろしたナツメグ 小さじ 1/2

IMG_2518 焼く直前 IMG_2519 ほぼ焼き上がり、オーブンの中

作り方

1 ほうれん草を茹でて、搾って小さめに切る。

2 卵を黄身と白身に分ける。

3 チーズを摩り下ろす。

4 ボウルの底と側面にバターを薄く塗り、パン粉または小麦粉を敷く。

5 オーブンを190度に温める。

6 中サイズのなべにバターを入れ、弱火で温め、小麦を入れ良く混ぜる。

7 そこに牛乳を少しずつ入れ、だまにならないように、木べらでまんべんなく混ぜ、2~3分火を通す。(ホワイトソースです。)

8 ホワイトソースにほうれん草を混ぜ、火から下ろして、チーズを混ぜる。(ほうれん草のミックスです。上の写真を参照してください。)

9 塩、胡椒、ナツメグを混ぜる。

10 黄身を混ぜる。(黄身を混ぜる時点で、ほうれん草のミックスがある程度冷めていることを確かめてから入れてください。熱すぎると黄身が固まってしまいます。)

11 大きめのボウルで白身を角が立つまであわ立てる。(ハンドミキサーを使うと、しっかりした泡が立ちます。)

12 ほうれん草のミックスを、少しずつ、あわ立てた白身に切るように混ぜていく。

13 オーブンで約25分焼く。

14 焼き上がりはふっくらとしているので、すぐにサービングして召し上がってください。

IMG_2527 焼きあがった直後

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