フェアリーケーキとはいわゆるかカップケーキのことで、カップケーキという名称はアメリカ文化圏で主に使われていて、イギリスでは伝統的には、フェアリーケーキ(Fairy=妖精)とよばれています。
また、フェアリーケーキは、一般的にはカップケーキよりも小さめです。
ケーキの上の部分を少し切り、バタークリームを使って蝶の羽のような形に飾り付けるので、バタフライということです。
リネットさんがバタフライ・フェアリーケーキで連想するものは、なんといっても子供のキッズ・パーティーだそうです。しかも少しお金持ちの子供のパーティーだそうです。
もともとは、フェアリー(妖精)がパーティーに来る、というところから、この名がついたそうです。
最近では、ノスタルジックなイギリスのケーキとしてお店に売られていたりしますし、ここ数年のカップケーキ・ブーム(アメリカンスタイルの、色とりどりの)で、バタフライ・フェアリー・ケーキも少し脚光を浴びているように感じます。
レモン味のバタークリームは、想像以上においしくて、レモン風味のスポンジと最高の組み合わせです。
レモンの代わりにオレンジを使ったり、バニラ味にすることもできます。
(私は3種類試しましたが、実はレモン味が一番おいしかったです。)
材料 (直径約6cmのカップケーキ12個分)
<レモン風味スポンジ>
・バター (常温でやわらかくしたもの)125g
・砂糖 125g
・薄力粉 125g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・卵 2個
・摩り下ろしたレモンの皮 1個分
・レモン汁 小さじ1
<レモン風味バタークリーム>
・バター(常温でやわらかくしたもの)90g
・粉砂糖 45g
・レモン汁 大さじ1
・直径5cmの紙のカップケーキケース 12個
<飾りつけ>
・粉砂糖 小さじ1
作り方
<レモン風味スポンジ>
1 オーブンを180度に温める。
2 トレイにカップケーキケースを入れる。
3 中サイズのボウルに砂糖、バター、摩り下ろしたレモン皮を入れ、あわたて器で良く混ぜる。
4 そこに卵を一つずつ入れ、さらに良く混ぜる。
5 そこに小麦粉をベーキングパウダーをふるって入れ、さっくり混ぜ合わせる。
6 レモン汁を入れさっと混ぜる。
7 生地をスプンで均等にカップケーキケースの紙の中に入れる。(約小さじ2くらいずつです。)
8 トレイをオーブンに入れ、約20分焼いて、全体がこんがりし始めたら焼き上がりです。(焼きすぎに注意してください。)
<レモン風味バタークリーム>
9 バターと粉砂糖とレモン汁を良く混ぜる。
<飾りつけ>
10 スポンジが冷めたら、12個のスポンジの表面をナイフでカットし(またはメロンやスイカのくりぬき器でスポンジをくりぬき)、小さなスポンジを半分に切って蝶の羽を作る。
11 バタークリームをクリーム絞り器に入れて、切った部分のスポンジに入れる。
12 そのクリームの上に、切ったスポンジを蝶の羽のようにアレンジする。
13 こし器を使って粉砂糖をかける。