リネットさんは畑でいろんな野菜を育てていて、その腕前は近所でも評判です。年末にリネットさんから自作のかぼちゃを頂きました。とても綺麗で立派なのでずっと部屋に飾っていたのですが、いつまでも見とれて腐らせてしまっては大変なので、今回は思い切って丸ごと1つ使ってスープを作りました。(かぼちゃの大きさがわかるように隣にリップクリームを置きました。)
以前切り取って保管していたガーディアン紙のかぼちゃスープのレシピで作ろうと思っていたのですが、フェンネルシード(アニスに似た香り)が結構入るレシピで、実は私はフェンネルの香りがあまり得意でないので、思い切ってフェンネルの代わりにシナモンを入れました。(昔どこかでシナモンの味のパンプキンスープを飲んだことがある記憶があったので。)結果は大成功でした。
材料の種類が少ないのはとても嬉しいポイントで、ブレンダーがあればとても簡単にできます。かぼちゃとシナモンのコンビネーションはお菓子によく使われるのですが、スープで味わうのとてもいいもので、かぼちゃ元来のまろやかな甘みがシナモンとチリによって上手く引き出された感じです。
なにがともあれ寒い冬に身体が芯から温まります。量が多すぎるようでしたら、紹介したレシピの半分の量で作るのをおすすめします。
材料 (約10~12杯分)
かぼちゃ 大きめ 1個(約1Kg )
玉ねぎ 1個
水 2リットル
チリパウダー 小さじ1/2
シナモンパウダー 小さじ2
オリーブオイル 大さじ2
塩 約小さじ2(好みで加減)
生クリーム 約100ml
作り方
1 玉ねぎを薄切りに切る。
2 大き目の鍋にオリーブオイルを温め、玉ねぎをゆっくり炒める。
3 玉ねぎがしんなりしたら、かぼちゃの種を取り除き適当な大きさ(約2.5㎝角)に切って鍋にいれ、チリパウダー、シナモン、水を約2リットル入れて、火にかけ、カボチャが柔らかくなるまで煮る。
4 カボチャが柔らかくなったら、火から下ろしスープ全体を少し冷ます。
5 スープをブレンダーにかけてペースト状にする。
6 ペースト状になったスープを再び火にかけ(弱火)ゆっくり木べらでかき混ぜながら、塩を入れて味を調える。
*ペースト状になったスープはとても熱くて、周りに飛びやすいので、火傷をしないように十分気を付けてください。
7 スープ皿に分けた後、生クリームを大さじ1をたらす。