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Archive for 2016年7月

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マドレーヌは、ご存じ代表的なフランスの焼き菓子ですが、イギリスの一般的なスーパーマーケットでは、パッケージされたボンヌ・ママンのブランドのもの以外は見かけません。

それでもMadeleine(英語では「マデリン」という感じの発音)の知名度はイギリスではとても高いようです。

イギリス人は、暑い時にも好んで熱い紅茶を飲む人が多いので、お茶菓子も欠かせません。

暑い時に熱い紅茶…というのは、私にとってはあまり理解できないのですが、イギリスの暑さはせいぜい28度+くらいなので、どうにかOKということにしておきます。

今回紹介するマドレーヌは、ーガーディアン紙のフードライターを長いことやっていたフェリシティー・クローク(Felicity Cloake)のレシピを少々アレンジしたものです。

蜂蜜の代わりにレモンを加えました。

マドレーヌは、基本的には、卵、砂糖、小麦粉、バターをつかった素朴な焼き菓子なのですが、その分量が違うレシピが色々あって本当に驚きます。

たぶんイギリスにおけるフルーツケーキのように、その人、その家のレシピというものがあるのではないかと勝手に推測しています。

とにかくこのレシピのマドレーヌは、しっとりと、口ごたえも上品で、レモンの風味も程よい感じで暑い日の熱い紅茶に合うことは間違いありません。

また、アイス・ティーと一緒に食べるのもかなりいけそうです。

レモンのバリエーション以外にも、基本のバニラやオレンジ風味などにアレンジできるので、いろいろ試してみるもの楽しいと思います。

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材料

(シェル型のマドレーヌ約16個分)

・無塩バター 90g +型の内側に塗る分 約大さじ1

・卵 (中サイズ)2個

・グラニュー糖 70g

・塩 小さじ1/4

・すりおろしたレモンの皮 1個分(約小さじ1)

・レモンの果汁 小さじ3

・薄力粉 90g

・ベーキングパウダー 小さじ1/2

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作り方

1 バターを小鍋で火にかけて溶かした後、お常温に冷ます。

2 レモンをよく洗ってから摩りおろす。

2 中~大きめのボウルにグラニュー糖、塩、卵を入れてハンドミキサーで約5分、全体がムース状になるまで泡立てる。

*手動で泡立てる場合は約7分くらい泡立ててください。

3 グラニュー糖と卵のミックスに、摩りおろしたレモンの皮、小さじ3の果汁、溶かしたバターを入れて混ぜる。

4 薄力粉とベーキングパウダーをボウルで混ぜた後、3の生地にふるい入れ、大きな木べらなどを使って切るようにさっくりと手早く混ぜる。

*混ぜすぎないのが成功のコツです。

5 生地にサランラップをかけ、冷蔵庫で1時間~12時間冷やす。

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6 オーブンを180度に温め、型の内側にバターを塗る。

*バターは結構たっぷりめに塗った方が、マドレーヌの表面がきれいに、しかも簡単に取り出せます。

7 大さじたっぷり一杯の生地を型に入れ、オーブンで約15~20分焼いて、マドレーヌの真ん中が膨らんで淵が茶色くなり始めたら、様子を見てオーブンから取り出す。

8 数分後に丁寧に型からマドレーヌを取り出して、金網の上にシェルの模様が上になるようにのせて冷ます。

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