ムースは、フランス発祥のデザートですが、イギリスや日本のみならず、各国で大人気のデザートです。
通常のムースは、ゼラチンを使って固めますが、今回のレシピでは、リネットさんはゼラチンの代わりに寒天(Agar)を使いました。
ゼラチンは、豚肉の骨からとれる成分を使ってあるので、ベジタリアンの多いイギリスでは、ベジタリアン用のゼラチンというものも売られています。
私自身も、初めて寒天で作ったムースを食べましたが、驚くほどに、ちゃんとしたムースになっていて驚きました。
レモンの風味が、爽やかなこのムースは、夏のデザートに最適です。
大きな容器に入れて固めて、食べるときに大きなスプーンでサービングするのも優雅な演出になりますし、一人分の小さな容器を使うのもどちらも素敵な仕上がりになります。
材料
(約6~8人分)
・卵 3個
・砂糖 185g
・レモン 2個
・寒天 10g
・水 大さじ3~4
・ホイップクリーム 200ml
リネットさんの庭のPink Aquilegia (Grany’s bonnet)
作り方
1 レモンの皮を摩り下ろして、果汁を絞る。
2 卵を卵黄と卵白に分ける。
3 なべに卵黄と砂糖を入れ良く混ぜ、摩り下ろしたレモンの皮とレモン汁を入れ、さらに混ぜる。
4 このなべを弱火にかけ、とろりとするまで、あわたて器で良くあわ立てる。
5 なべを火から下ろし、さらに数分あわ立てる。
6 小皿で水と寒天を混ぜて溶かし、5に混ぜる。
7 別のボウルでクリームをとろりとするまであわ立て、6に混ぜる。
8 別のボウルで、卵白をつのが立つまであわ立て、7に切るように混ぜる。
9 容器に入れ、冷蔵庫で数時間以上冷ます。