今年のイースターは結構早めの4月1日でした。投稿がかなり遅れてしまったのですが、イースターに作ったビスケットを紹介します。イースタービスケットという確固としたものはないのですが、卵、うさぎ、ひよこ、子羊などがイースターの定番アイテムなので、これらの形を使って淡い色使いのアイシングで飾り付けをすればイースタービスケットになります。
アイシングの飾りは少し面倒なのですが、いったん始めると結構楽しいものです。パイピング用の三角のビニール袋が必要です。
レモンの香りのビスケットは、爽やかな春らしい気分を運んでくれますが、年中を通していつ食べても美味しいフレーバーなので、飾りなし、または別の形と飾りつけで作るのもお勧めです。
アイシングの飾りなしで簡単に作りたい場合は、ビスケットを型抜きしないで、生地をまとめて冷蔵庫に入れて固くした後薄めにスライスして焼いてください。パリっとサクッととても美味しいビスケットに仕上がりますし、アイシングで飾るよりもパリっとした期間が長持ちします。
材料
(直径約5cmのビスケット40枚程度)
<ビスケット>
砂糖 80g
バター 100g
レモンの絞り汁 大さじ1
ゴールデンシロップ 大さじ2
薄力粉 250g
重曹 小さじ1/2
すりおろしたレモンの皮 1一個分
レモンエッセンス 小さじ1/2
<飾り用アイシング>
粉砂糖 約大さじ12 (4色の食用色素を使う場合それぞれ大さじ3ずつ)
水 約小さじ12弱
食用色素 黄色、ピンク、緑 (白は何も入れない)
作り方
1 鍋に砂糖、バター、レモンのしぼり汁、ゴールデンシロップを入れて、弱火でゆっくり溶かして混ぜる。*加熱しすぎないように注意して、バターがやっと溶けて全体が混ざったらすぐに火から下ろします。
2 大きめのボウルに薄力粉、重曹、すりおろしたレモンの皮、レモンエッセンスを入れて良く混ぜる。
3 そこに鍋で溶かした1を入れて混ぜ、手でまとめてから2つに分けて、サランラップで包んで冷蔵庫に入れ約30分置く。
4 アルミホイルで卵の形のクッキー型を作る。アルミホイルを30㎝の長さに切り、幅2.5㎝位で数回折り、卵の形にして端をセロテープでとめます。その後また形を整えます。
5 オーブンを160度に温める。
6 生地を冷蔵庫から出して、ベーキングシートをテーブルの上に敷いて生地を、薄力粉をまぶしたのし棒で4㎜程度の厚さにのばして、型を抜く。
7 平らなトレーにオーブンシートを敷いて、丁寧に型抜きしたビスケット生地をのせ、オーブンで約15分焼く。全体の色がうっすらとこんがり黄金色になったら焼き上がりです。すぐに金網の上に載せ冷ます。
8 残りの生地を再度まとめて、6~7の作業を生地が亡くなるまで繰り返す。
9 アイシングを作る。小さ目のボウルに粉砂糖、水、食用色素ほんの少量を入れ、スプーンで良く混ぜる。気に入った色になったら、パイピング用の三角のビニールにいれ(先をほんの少しだけ切って、空気の逃げ穴を開けてから入れると、上手く入れることが出来ます。)先をゴムで縛る。*4色用意できなくてもOKです。
10 ビスケットが完全に冷めたのを確認してから、アイシングで飾りつけをする。初めにどんなデザインにしたいか紙に書いて、お皿で少し練習することをお勧めします。食用色素はすぐに色が濃く出てしまうので、ほんの1,2滴たらしながらミックスして様子を見てください。
11 アイシングが完全に固まってから、密閉のいい容器に入れて保管します。
⁑ 型抜きをしないで、生地をスライスして作る場合は、3の段階で、5㎝×5㎝程度(好みによって変えてください)の大きさに生地をまとめて冷蔵庫で5~6時間、または一晩おいてから、オーブンで焼きます。6~10のアイシングの作業は省きます。