最近のイギリスのカフェは、ブラウニーをおいてないカフェはないというほど、ブラウニーはかなりカフェ文化に定着しています。
最近のブラウニーは、胡桃入りなどだけでなく、キャラメルソースミックス、ラズベリー入りなどなど、かなりバリエーションが増えています。
ブラウニーのレシピはいろいろ出ているのですが、大体のレシピは高級ダークチョコレートを使うもので、しかも砂糖の量がものすごく多いのがいつも気になっていました。
そこで高級ダークチョコレートでなく、高価ではない普通のプレーンチョコレートで、砂糖を大量に使わない美味しいブラウニーのレシピがないものかと、いろんなレシピを少しずつ変えて今まで何回も試作した結果このレシピにたどり着きました。
生地は重過ぎず軽過ぎずの程よい口ごたえで、チョコレートの度合も微妙に調和がとれていて、ちょっと濃いめのコーヒーがなおさら美味しく感じられると思います。
刻んだ胡桃やチョコレートチップを混ぜたい場合は、60g分を作り方の手順の5の後に生地に混ぜてください。
材料
(約20㎝×20㎝×5㎝のトレイ1個分)
・プレーン・チョコレート(カカオ40~50%位) 120g
・無塩バター 120g
・卵(常温) 2個
・砂糖(できればライト・ブラウンシュガー)120g
・バニラエッセンス 小さじ1/2
・薄力粉 60g
・ココアパウダー 30g
作り方
1 バターが固い場合はさいの目に切り(常温で柔らかくなっている場合はそのままで)、チョコレートと一緒に、湯せんで溶かして火からおろして熱をとる。
*湯せん:なべにお湯を入れ弱火にかけ、なべの上にバターとチョコレート入れた耐熱ボウルをのせ、ボウルの底がお湯についていないことを確かめて、バターとチョコレートをへらでゆっくり混ぜながら溶かす。
2 オーブンを180度に温め、型の内側をベーキングシートで覆う。
3 大きめのボウルに卵と砂糖を入れ、ハンドミキサーで全体が白っぽくなり、ふんわりきめ細かくなるまで泡立てた後、バニラエッセンスを加え再度少々泡立てる。
*なるべくふんわりと泡立てるのが成功の秘訣です。手動の泡だて器でも出来ますが、どうしてもハンドミキサーにはかないません。
4 溶かしたチョコレートの熱がとれているのを確かめて、泡立てた砂糖と卵のミックスの中に大きなメタルのスプーンを使って4~5回にわけて混ぜる。
5 薄力粉とココアパウダーをふるいにかけ、先に使った大きなメタルのスプーンで2~3回に分け粉をミックスに切るように混ぜる。
*泡立てたミックスをなるべくつぶさないように、さくっと切るように最小限に混ぜ合わせるのが成功の秘訣です。
6 全体が混ざったら、ゴムべらを使って型に入れ、オーブンで約25分間焼いて、表面がピンとして、周りが少し膨らんで生地にに少し割れ目がでてきたようなら焼き上がり。
7 型に入れたまま常温で冷ました後、9スライスに切り分ける。
*常温でもOKですし、冷蔵庫で冷やすとチョコレートとバターの成分が固くなり、食べごたえが増します。